パタフィジック

パタフィジック

アルフレッド・ジャリ の造語。小説『フォーストロール博士現行録』(1891年頃作、死後の1911年刊)でジャリ自身が次のように定義している。「付帯(エピ)現象とは、現象にさらに付け加わっているものである。パタフィジックの語源はエピ(メタ・タ・フジカ)と記されるに違いない[訳注。エピもメタも「~の後に来るもの」を示す接頭辞](中略)。パタフィジックは形而上学(メタフィジック)に――その内部にであれ外部にであれ――さらに付け加わっているものの科学であり、形而上学が物理学(フィジック)を超えて先へ広がっているのと同じだけ、パタフィジックは形而上学を超えて先へ広がっている。そして付帯現象はしばしば偶然の出来事であるから、パタフィジックは――科学と言えるのは普遍の科学だけだと言われようとも――特殊の科学になるであろう。パタフィジックは、例外を支配する諸法則を研究し、この世界に追補される世界を解明するであろう。(中略)定義――パタフィジックは。虚数解の科学であり、仮想性によって記述される事物の輪郭と属性とを象徴的に一致させるものである。

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